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映画『テニスの王子様』監修も務める白戸仁プロによるブログ。


白戸仁プロフィール
1958年10月19日生まれ。83年セイコースーパーテニス国内大会で優勝し本大会でJ・コナーズと対戦。86年ウインブルドンでは柳昌子選手と組みミックスダブルスでベスト16入りを果たす。86年、87年と全日本選手権ダブルス連覇を果たしている。
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ダブルス必勝法!

スクールの生徒さんからダブルスに勝つには?
との質問がありました。
皆さんはどう思いますか?
私は強いパートナーを探すことだと思っています。
これは冗談ではなく、深い意味があるのです。
まず、強い人が組んでくれるような、性格的に良い人、
組んでいて嫌にならない人が一番の条件です。
これにも深い意味があります。まず、人間的に組んでいて楽しい人、負けていても文句を言うわけでもなく、頑張ろうという気持ちをなくさないことです。
またテニスに対して前向きで強くなろうとする努力を忘れないことです。
次にはテニスのスタイルですが、パートナーによってテニスのスタイルをある程度変えることです。
パートナーがボレーで決めることが上手な時は、普段は自分が決めたい人が我慢してパートナーに決めてもらうなど、個人のことよりチームのことを考えていることが必要です。
最初のうちは難しいかもしれませんが、デュースサイドから
スライスサーブが得意のプレーヤーが、パートナーが右利きでバックボレーが苦手だとしたらその得意のスライスサーブをワイドに打つことをひかえることも必要なのです。
良いサーブがワイドに入るとストレートに返ってくることが多くて、結果的にパートナーの苦手のバックボレーに良く可能性が高いからです。
それなら、スライスサーブを相手のバックハンドからボディーに打っていればパートナーのバックボレーに飛ぶ可能性が少ないのでそこを狙うほうが良いのです。
これは一例ですが、ある程度テニスは確率のスポーツなので、相手のボールがどこに飛んでくる可能性が高いか理解していることが必要になってきますが。。
その為には他の方のテニスをいっぱい見ることです。
見ていると、この状況ならここに飛ぶなって事が段々わかっていきますよ。
あとダブルスはパートナーと共通の思いを持って、努力することですね。二人が上手になろう・強くなろうと思って練習していけば必ず強くなりますよ!もちろん優秀なコーチも必要ですが、、、、。
今日は久しぶりに、テニスの王子様のリョーマ役の本郷奏多君のレッスンをしました。
ちょっと時間があいてしまい、下手になっていましたが、さすがに飲み込みが早く、今日はスライスとボレーそしてバックハンドのスピンの練習でしたが、なかなか上手になりましたよ。
では皆さん暑いですけど頑張りましょうね!
あ、それから柳昌子選手は片手のバックハンドでしたが、その時代は皆片手なんですよ!
岡本 久美子さんが両手のバックハンドで強かった日本の女子選手だと記憶していますが、、、。その後が雉牟田さんかな?!間違っていたらすみません。
投稿者 白戸仁 00:25 | コメント(0) | トラックバック(0)
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