映画『テニスの王子様』監修も務める白戸仁プロによるブログ。

昨日、昔ライバルだった白石さんとのお別れの会がありました

私がデビスカップでチームメイトとして一緒に戦ってきた先輩です
といっても年齢は同じだったので、ショースケと呼んでいた方です

私が初めてプロとの試合で優勝した、セイコー国内大会の決勝でも戦った方です

とにかくサーブ＆ボレーのブレーヤーで、ドロップボレーの天才って感じでした

癌だったそうで、発見した時はもう全身転移の状態だったらしいのです


本当にこんなに早くという感じで聞いた時はびっくりを通り越していました


お父様からも白石さんの分も頑張って日本のテニス界を盛り上げてくださいとのお言葉もあり、本当に生きてることに感謝して、頑張ろうと益々感じました

白石正三さん安らかにお眠り下さい

いろいろなプレーヤーと出会ったり、教えたりしていて、テニスにはいろいろな素質があるなってつくづく感じます


体格的な素質、体力、教えた事かすぐ出来る素質、出来なくても出来るまで頑張る素質、苦手なショットがあってもそれを使わないで勝てる作戦を考える、相手の弱点をいち早く見つける素質、人の技術を見るだけで盗める素質など本当にいっぱいの素質があると思います

環境が良いのも素質の一つかも知れませんが。


今回出会った選手は、人へのレッスンをしているのを聞いている間に、自分に置き換えて、理解をし、そのまま行動にうつれる選手でした

頭で理解していても、なかなか今までの癖などなかなか直らないものですが、すぐに吸収出来るのも素質の一つだと思います


多分すぐにメジャーになっていくと思いました

また、様子はお知らせしますね


もうすぐオリンピックですね

寝不足になりそうです

終わってみれば、第一シードの優勝で終わった、オーストラリアでしたね。

フェデラーの優勝はダビデンコとの試合が鍵だと思っていましたが、なんかホッとしました


あと何回グランドスラムで、優勝できるかわかりませんか、段々厳しくなってきた感じです

準決勝、決勝とストレート勝ちでしたが。

３月まで大きな大会はありませんが、早くシーズンに入って欲しいですね！


今日は本当に雪が積もるのですかね？